1.一号機の開発(弊社正門に設置)

地球儀時計開発には二つの背景があります。

 一つは弊社事業を取り巻く環境です。1980年代に入り我が国の産業経済は従来の重・厚・長・大から軽・薄・短・小に移行しつつあり、これに合わせ産業機械も大型機械から小型ロボット化に急速に移行しつつありました。ロボット化は時間即ち「時」のセンスが重要であります。その「時」から地球儀時計のイメージを抱いていました。

 二つ目は1980年代の我が国の高度成長とともに弊社もお蔭様で事業拡大しましたが、それに伴い社内統制、内部規律を保つのに腐心いたしておりました。

 そこで、1985年社訓として「誠実・協和・努力」を定め、この三訓を従業員に浸透させる手段・道具として地球儀の太平洋の部分に明示し、この地球儀時計を会社正門に設置、従業員の出社時(8時)にこの三訓が正面に位置し、正午には日本列島が正面に、退社時にはこれらが反対側に位置するようにしました。

 この地球儀時計を設置してから19年が経過しましたが、定期的な保守・点検のみで正確に時刻を刻んでいます。


1号機/三和コンベア(株)正門に設置
■マゼラン1号機仕様
地球儀直径
1.25m
高さ
2.5m
総重量
500kg
球体仕上げ
海部腐食
海部ウレタン塗装
電源
AC100V単相
電動機
ACモータ
用途
屋外用

2、二号機(ギネス認定)の開発 (加西市丸山公園頂上に設置)

 世界最大の地球儀時計の開発は弊社創業者(当時社長)の壮大なロマンに由来します。

 1号機を開発したその年(1985年)、三菱総研の牧野昇氏を団長とするハノーバメッセ視察旅行があり、帰国途中に立ち寄った永世中立国スイスのレマン湖のほとりで想いにふけっておりました時に「この眺めの対岸に大きな地球儀時計があれば…」と想いに馳せました。

 帰国後、具体的な製作を検討する段になって、外国での設置は何かと障害が想定されるにいたり、日本国内での設置に想いを巡らしておりました。

 1988年 竹下総理の「ふるさと創生」の提唱の頃弊社社長の地元加西市長が来社され、弊社正門の地球儀時計(1号機)をご覧になり、加西市が進めている市の中心部にある丸山公園の整備事業の一環として、公園の頂上に世界最大の地球儀時計の設置の提案がありました。その後、種々開発の検討、予算面の検討に時間が経過しましたが、1997年の加西市の市制30周年、弊社の創業40周年に照準を合わせ、1996年製作にとりかかりました。

 最も開発に苦労したのは総重量が14トンにもおよぶ建築物を正確に回転制御させることでした。本機は自動修正機能により、それを実現いたしました。また、毎日定刻にメロディーが流れる機能も有しております。

 ギネス社に世界最大の地球儀時計として1999年1月に認定され、2001年ギネス社のホームページに掲載されました。

■社町歩こう会御一行様(60名)
 平成12年4月
■雲海に浮かぶ地球儀



2号機
(兵庫県加西市 丸山公園頂上に設置)
■マゼラン2号機仕様
地球儀直径
5m
高さ
14m
総重量
14t
時刻目盛
1分
球体仕上げ
海部フッソ塗装
陸部バイブレーション
電源
AC200V三相
電動機
サーボモータ
その他
直径10.5m展望台
用途
屋外用
権利
特許申請
意匠登録済
登録実用新案登録済
■ギネスブック[ Guinness World Records ]に地球儀時計が掲載されているページは、
  以下の要領で見る事ができます。

(1)FIND A WORLD RECORDの欄に、「GLOBE CLOCK」(小文字でも可)と入力して検索して下さい。
(2)LARGEST GLOBE CLOCKと出てきますので、そこをクリックして下さい。
(3)ページが表示されます。